センシティブな内容ですが..
たまにはコメディ的要素を抜いて、
真面目な記事を書いていこうと思います。
筆者は今でも悩み続けていますが、
おおよそ社会に出てから3年から4年。
この経験が誰かの参考になれば幸いです。

当事者の病歴をおおまかに
小5⇨「イップス(野球してました)」など不安で、心療内科に半年程度通院。
高3⇨「SNSの誤発信」「爪水虫かもしれない」「顔の小さなできものが異常に大きくなるかもしれない」等の不安で、センター試験の勉強に集中できなくなり、心療内科に半年程度通院。
大4⇨「加害恐怖」「確認行為」などの不安が卒業が近づくにつれて、悪化してしまい精神科に通院。22歳〜25歳の現在にかけて、継続して精神科に通院。
職場に言うべきか言わないべきか
答えはないかと思います。
ただ、私が実践している事は、
人をよく見てから話すことです。
自分の事を例にあげると..☟
【採用後配属された1つ目の職場】
簡単に言うと、直属の上司をはじめ、
自分の所属するグループの人には包み隠さず、
話しています。
・メリット
①体調が優れない時、有給をすぐ取れた。
②なんとなく周囲の方が優しい気がした。
③平日通院できる。
・デメリット
①打ち明けることにかなり精神力を使う。
②打ち明けたことにより、あれこれ考えてしまい、不安が少し悪化する場面もあった。
【異動後の2つ目の職場】
誰にも話していません。
理由は..
人をよく見ての判断と、話すことが面倒(負担)になったからです。
・メリット
①打ち明け後の気遣われてる感が無く、ある意味楽。
②打ち明けによる、あれこれ不安が無い。
・デメリット
①体調優れない時でも休めない。
②平日通院できない。
③後からは打ち明けづらい状態になり、後手出しが出来なくなる。
私は少しだけ言うべき派
パーセンテージで言うと、
55%言うべき。
45%言わないべき。
そういう風に感じます。
前目次の、メリットとデメリットを見ていただければ、少し分かるかと思いますが..
結局、体調が優れない時、
休む理由を見つけると言うのはとても難しいです。
昨今、コロナウイルスが流行っておりますので、風邪系の仮病体調不良も、容易に使うことはできません。
やはり、不安(わたしの場合)が酷いと、
仕事にも集中できませんし、
耐え忍ぶかのように、時間が過ぎるのを待つだけになってしまいます。
それは、心身共に望ましいことではありません。
願う社会の理解
なぜでしょうか。
身体系の疾患については、打ち明けやすく、
精神系の疾患については、打ち明けにくい。
恐らく、日本の社会がそのような風潮があるのだと思いますが..
どちらの疾患にしても、
同じ打ち明けやすさが実現される社会になればいいなぁと..
切に願っています。
履歴書はどうしたか
忘れていましたので、
最後に書かせていただきます。
履歴書の”健康状態の欄“
これは、わたしも異常に悩みました。
自分の場合、
服薬をしていれば、正直なところ、
日常生活には、ほとんど支障がありませんでした。
ただ、やはり..
・献血が出来ない
・定期通院が必要
などなど、若干は私生活にも影響があります。
特に献血に関しては、私は20代男性なので、
啓発のイベント等があると積極的に声をかけられます。
これらの事から、長年に渡りクローズし続ける事には、限界があるのかなと採用前は思っていました。
しかし..
職を手にしてご飯を食べて行くためには、
まずは採用される必要があります。
社会通念上、あらゆる疾患に対しては、不当に差別するようなことがあってはならない。
この事は承知の上でしたが、
やはり、心のどこかで、履歴書の健康状態の欄に、正直に包み隠さず書くことに、気が引けてしまう自分がいました。
長くなりましたが、結局わたしは”健康“と書きました。
そして、入社後に職場で、思い切って自分の精神疾患について打ち明けましたが、
特に不都合は生じませんでした。
前述(私は少しだけ言うべき派)にも書いていますが、入社後にカミングアウトした方が、
若干得をするような気が..
ただし、これは嘘をつくことになるため、何とも言えません。
55%後出しすることをわたしはおすすめします。
以上がわたしの体験談を踏まえた今回の記事です。
ご質問等あれば、お気軽によろしくお願いします。
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